ミスドのコーヒーが新しくなり、名前が”ローストコーヒー”から”ブレンドコーヒー”に変わった。値段は据え置き、おかわり自由もそのまま。
美味しくなった。しかも格段に
味覚は人それぞれだし好みも違うので一概には言えないが、個人的には美味しくなったと思う。以前のローストコーヒーは飲み終わった後に酸味が残ったが、新しいブレンドコーヒーは後味スッキリで飲みやすくなった。
コーヒーへのこだわり|おいしさへのこだわり。|ミスタードーナツ
今ならスタンプ5つで1杯無料。これは行く回数が増えそうです。
セブンイレブンの存在
昨年からセブンイレブンがレジ横で100円ドーナツを売りだした時、真っ先に思い浮かんだのはミスドだった。価格競争になれば消耗戦は必至だが、結果として業績が失速するのは牛丼やマックが物語っている。
もちろん価格優先で選ぶ人もいるが、安くても「不味かったり店が汚かったり」したら飲食業として本末転倒。なので、ミスドのベクトルは気になっていた。
今は価格を下げただけで売れる時代ではない。セブンイレブンのコーヒーも最初から売れたわけではなく、売価100円で実現できる味を改善しつづけたら売れた。コンビニの販売形態を使い、コーヒーを提供する分のサービスが味に転嫁されていると思えば、100円でも納得です。
まるで舞台の主役と脇役
ミスドはドーナツが一番おいしく食べられるコーヒーを追求したと感じます。コーヒーがドーナツを引き立てる。まるで舞台の主役を脇役が盛りたてるような構図で、個人的には自然に受入れられた。
ミスタードーナツが考える理想の味とは、コーヒーそのものの豊かな味わいであるとともに、ドーナツのおいしさにマッチする至極の一杯でもあります。
新商品『ミスド ブレンドコーヒー』は、力強いコクと豊かな香りが広がり、コーヒーの苦みがドーナツの風味を最大限に引き出す、“ドーナツがもっと美味しくなる”コーヒーです。
その商品やサービスが「高い」か「安い」か。
それは、供給側が「売価と原価」から決めるものではなく、受諾者が「支払った金額で手にした価値」で決まるもの。
商売の基本を改めて実感しつつ、ミスドのブレンドコーヒーを頂きながらこの記事を更新したのであります。