時代の変化は、技術=テクノロジーの進化ともいえる。

 

生活を便利にした家電。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン、、、人の苦労・手間・痛み・我慢などを機械が代替することで、人の生活は変化した。

 

仕事を便利にしたパソコン。ネット・タブレット・クラウド、、、事務処理・計算・ミス・ペーパーレスなどをパソコンが代替することで、働き方も変化した。

 

そしてロボットが私たちにまた大きな変化をもたらそうとしている。しかし、一気にロボットに置き換わるのは現実的でなく、段階的に棲み分けされていくと思われる。日頃の作業や意志決定の中で、ロボットが担う部分・人が担う部分をどのようにデザインしていくか。このあたりを過去の常識にとらわれず柔軟に変化していくことが、次の時代へ変化する企業・人材になるでしょう。

 

そして「創造」という概念が根底から変るかもしれない。

 

例えば意志決定の仕事でも、これからはクラウド上にある膨大なビックデータをAIが解析して、最適解を導き出すことも可能になる。ある目的に対する手段としてA・Bがあったとする。「なぜAなのか?」に対して「AIの答えですから」という根拠で物事が進んでいくかもしれない。逆に技術職でもロボットでは到底再現できない精巧な仕事が注目を浴びるかもしれない。

 

ロボットや人工知能が、私たちの常識(物の見方や考え方)を変えていくことは避けられない所まで来ている。

 

当グループもPepperアプリケーションの開発ライセンスを取得し、製品化に向けて開発が進んでいます。ロボットが仕事を奪い去るという記事もありますが、ロボットの長所を活かし、人がより高度に変化していく時代に差し掛かっていると思うのです。

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