「コミュ力は会ってみないとわからないでしょ?!」という人がいるがそうでもない。
人事の仕事をしていると学生・社会人問わず面識のない人とメールする機会が多々あるが、経験上メールから受ける印象と、対面から受ける印象はほぼイコールである。
つまりメールでスムーズにコミュニケーションが進む人は、ほぼ例外なくコミュニケーション力が高かった。特徴をいくつか挙げるとすれば、、、
返信が早い
返信の方法はいろいろあるが、スマホでもメール対応できるようにしたり、なるべく相手を待たせないための工夫をしている。
放置しない
例えば回答に時間が掛かるような場合も、まずその旨の連絡をくれる。メールを送った人からすれば「届いてる?読んでくれてる?」という不安がない。
タイトル・本文がわかりやすい
受信側が一目で概要を掴めるタイトルだったり、多数の応募者の中から後日開くことへの配慮を感じる。
△「面接の件」
◎「12/21㈬ 一次面接での事前相談」
内容もこちらの状況を想像して書いてくれる。逆に、自分目線のメールは言いたいことだけを一方的に伝えて返信が遅い。だからメールだけで仕事が進まず、別の手段(電話とか)を併用せざるをえないから手間が掛かる。
沢山のメールを見ていて思うんですよ。メールでも対面でも、コミュニケーションが取りやすい人って、いつも相手の事を考えているよなーって。
例えまだ見ぬ人であっても、相手を不安にさせないための気配りは、メールの至るところからにじみ出るものだと思うのです。