相手が喜ぶように

相手が楽になるように

相手の痛みが和らぐように

 

わたしが少し我慢すればいい

わたしが少し背伸びすればいい

わたしが少し頑張ればいい

 

そうすればきっと上手くいく

だってわたしはあなたを信じているから

 

ちょっと待って

「相手を信じている」と言いながら

「相手を信じていたい」になってない?

 

ちょっとキツイかもしれないけど

相手を「信じている」という姿は

相手を「信じていたい」という自己満足かもしれないよ。

 

相手には相手の事情も感情もあるのだから

 実現しない、叶わない、儚く消え去ることもあるよ。

 

相手にこうなって欲しいと思うほど

「自分は一体何をしてたんだろう」と

信じていた自分を否定されるような感情で

覆い尽くされると自己嫌悪に繋がる。

 

相手に依存した自己満足が崩れると

自己嫌悪で返ってくることもあるんです。

 

時間の流れや人との関わりの中で

自分も相手も状況は刻々と変っていく。

まるで川の流れのように。

 

状況が変われば 

今日までのあたり前が

明日には真逆になっていたり

その道に期待して頑張っていたものが

突然足元から崩れることもある。

 

変化の激しい時代だからこそ

いつ誰にでもあり得る話。

 

大きな変化が起こったときこそ

自分が納得して立てた目標があるといい。

 

相手の結果に一喜一憂することなく

相手の変化に右往左往することなく

自分を見失わず

自分の足で自分の決めた道を

歩いていけるから。

 

そんな積み重ねを大切にしていれば

ふと振り返ったとき、

どんでもない高い山に登れている。

 

そう信じています。