経験したことのないことをしよう。視点が増え、視野が広がります。
- 会ったことのない人と会う
- 行ったことのない所に行く
- やったことのない事をする
- 読んだことのない本を読む
仕事には答えがありません。
日々状況が刻々と変化する中、自分の頭で考えて、人間関係を上手く活用しながら、仮説を立てたり思考錯誤しながら、決定して行動していく。
そのような機会が圧倒的に増えていきます。逆に、決められた方程式にあてはめて正解を出すような機会はほとんどありません。
例えるならこんな感じ。
学校の勉強は①が多い。過程(方法)がわかっていて結果(答え)を導き出します。
しかし仕事は②や③がほとんど。到達したい結果(答え)にたどり着ければ、過程(方法)は何でも構わないのです。
例えば②であれば「5と10でも正解」「7と8でも正解」「20とー5でも正解」。こうした無数にある方法の中から、組織やチームの戦力、時間や期限、コストなどを考えて決定していきます。
意思決定に限らず、担当業務でも同じで「今のやり方がベストか」「もっと効率の良い方法はないか」などを考えて仕事や環境をよりよくするような気概を持たないと、個人の成績も会社の業績も下がっていき、アッという間に戦力外通告になる。
そして①のパターンはロボットや人工知能でどんどん巻き取られていきます。
だから②や③の思考パターンに適用できるように、初めてのことでもどんどん行動する経験をしてみることが、社会人の心構えと土台を作る。
もしアルバイトの経験がなければ、コンビニの店員でも派遣スタッフでも、法律に触れない仕事なら何でもいいからやってみるといいよ。
人生一度きり。
考えてばかりで行動しないより、見切り発車でやってみた方がおもしろいから。