我が家には小4の双子がいます。
食事以外の身の回りはほぼ一人でできるようになりましたが、一方自分たちのペースで物事を進めたい・親に命令や干渉されたくない。という気持ちも出てきました。
例えば、学校から持ち帰る連絡書類。子供と共通の話題にもなるので目を通したいのですが、まー散らかるわ散らかるわ。「後で片付ける~」と言っていますがいつになることやら。
で、娘に相談を。
困ったなぁ、、、
学校から持ち帰った書類がいつも散らかってて、見落としちゃうんだよね。どうしたらいいかなぁ?
どんな答えが返ってくるかと思ったら
「オッケー!任せて♪」
と、思いのほか快諾。
100均でトレーでも買うハメになるかなぁ、、とあまり期待しておらず翌日帰宅してみてビックリ。
今の時代、大抵の困ったことはお金を出せば解決してしまいますが、自分で考えて、今あるものを組み合わせて、問題を解決しようとしたことに驚きました。
気になったので、娘に
お手紙BOX凄いじゃん!看板もわかりやすくて使いやすいそうだし!なんで作ってみようと思ったの?
ん?別にー。
パパだって「問題は考えた方がおもしろい」って言いながら、工作するときあるでしょ。
見習ってくれて嬉しくなりましたが、次の瞬間ゾッとしました。見習ってほしくないものも、親がやっていることは無条件に学んでしまう。ということだから。
子供は親の背中をよく見ているものですね。
親の背中とは言葉ではなく行動。
親が何を言ったかではなく、親が何をしているかを子供は見ています。だから
- 素直な子に育ってほしい。と願うなら、「素直になりなさい!」というより、親が子供と素直に接する
- 強く逞しい子に育ってほしい。と願うなら、親が諦めずに物事に関わる姿を見せる
といったように、イライラしながらガミガミ言い続けるより、子供の前で手本を見せることが、子供にとって無理なく伝わるのかもしれません。
そして子供を「部下」に・親を「上司」に置き換えても、同じことが言えると思うのです。