とある高校の進路ガイダンスで知り合った学生から、Twitterでメッセージが届く。
面接緊張します・・・
詳しく聞いてみると、受験先に提出するヒアリングシートを作成するのに、何を書いていいか迷っている。とのこと。
無理もない。自分の人生を左右する大事な面接。未体験ゾーンに突入するのに準備が具体的になっていない焦り・悩み・不安。真面目な学生ほど悩む正解への呪縛。学生が悪いのではない。正解を繰り返し求める学校教育の仕組みが、そうさせている。
しかし、彼は自分の人生を自分の事として捉えていたと思う。
だから一歩踏み出した。たった一度だけ授業で出会った外部講師に悩みを打ち明け、具体的に行動した。具体的に動くと答えが具体的に返ってくる。一歩踏み出した人だけが得られる成果です。
川:まさか本当にメッセくれるとは思わなかったよ(笑
学:本当に来てくれるとは思いませんでした(笑
最初から最短で正解に届かなくてもいい。そもそも仕事に正解なんてなくて、正解らしいもの(最適解)を模索する機会の方が圧倒的に多い。
100点を狙って悶々としているよりも、最初は20点でもいいから自分の考えを書き出してみよう。すると徐々に40点になり60点になる。やがて経験値が増え・自分を磨いていれば、最初の着地が60点から始まる。するとより早く求める成果に届くもの。
『地域を愛し・人を助け・誰かの役に立ちたい』
彼の話を聞いていて、こんなに正義感あふれる学生が社会の出口(面接)で悩んでいるなんて勿体ないと猛烈に感じた。ちょっと考え方のコツを掴めば、急上昇して社会へ羽ばたけるのに。彼は本気だった。だから私も本気でお答えした。
ありがとうございました!!
ほんとに力になりました!
マジで頑張ります!
こういう学生をもっと増やしていきたい。
そうすれば、自分らしく元気に働く大人が増えて、社会はもっと元気になると思うから。