現在私は41歳。
80年を一日24時間に例えると
ちょうどお昼が過ぎたあたりです。
人はいつどうなるかわかりません。
今日は元気でも
怪我や病気で体が動かなくなるかもしれない。
今日は平穏でも
災害や事故で生活が一遍するかもしれない。
あなたの人生を時計に例えると
今は何時何分ころでしょうか。
もし80年生きられるとわかっていたら
ペース配分もできるかもしれない。
しかし80年生きられる保障などどこにもなく
いつ時計が止まるかわかりません。
高校野球がなぜあれほど感動するのか。
それは負けたら終わりの一戦必勝で戦うから
選手もベンチも応援もみんな全力。
だから感動とストーリーが生まれ
進歩も成長もついてくると思います。
今年・今月・今日・今を、精一杯生きる。
しかし仕事をしているとつい
「明日でいいや」と先送りにしてみたり
「適当に済ませておくか」と手を抜いてみたり
楽なほうに楽なほうに安住していまいがちです。
安定を求めすぎるあまり
刺激も・変化も・ストレスも無い時間が続けば
人はやがて去勢されていきます。
将来のことは誰にもわからないから
人によってさまざまな考え方があり
人によってさまざまな選択をします。
平穏で変化のない穏やかな人生を選ぶのか
激動で変化の激しい人生を選ぶのか
どちらもそれぞれの人生です。
どちらが正しい・誤りという話ではありません。
一生に一度の人生。
何がしたいのか。
何ができるのか。
何を伸ばしていくのか。
ロボットや人工知能、外国人労働者が台頭する現代。
日本人として働く存在価値が
改めて問われている時代を生きていると思うのです。