11月26日、埼玉県の所沢商業高校で分野別ガイダンス(就職)で講演させていただきました。

所沢は千葉から約110km。少々遠方でしたが、千葉県の高校さんでの経験が他県の高校生に役立つならと、挑戦の意味でお引き受けしました。

テーマは「習慣」

社会ではわかっているだけでは通用せず、できる状態を目指すことになります。そのためにはやっている状態をつくること。つまり習慣のレベルアップに関するお話を、ロープレを交えてお届けしました。

高校生が卒業するまでにレベルアップした方がいい生活習慣は

  • 挨拶
  • 返事
  • 整理&整頓
  • 笑顔
  • 質問
  • 相談
  • 相手本位

わかっているだけでなく「やる習慣にする」ことで、業種・職種問わず社会人としての土台になります。

例えば質問。

高卒採用する企業は「育成前提」で採用しますから、一日も早く戦力となって活躍してもらいたいと思っていますし、わからないことはドンドン質問を待ってます。しかし質問が苦手な学生は多いです。もし授業でわからないことがあっても「質問が恥ずかしい」気持ちとか「質問しづらい教室の雰囲気」が質問を呑みこんでしまうようです。

もし仕事でわからないことを放置してしまうと、周りが迷惑を被ることになり、最終的時自分で自分の首を絞めることになります。

わからない事が問題なのではなく、わからないことを周囲が知らないことが問題。質問や相談があれば周囲が助言したり、場合によってはヘルプできます。遅くなればなるほどリカバリーの選択肢が減り状況は悪化。悪循環です。

わかっていてもできないことはたくさんあるからこそ

在学中に習慣をレベルアップさせておくことは、社会に出てから自分の身を助けてくれることになります。