成田地域の高校2年生の分野別ガイダンスにお招き頂きました。

テーマは『就職への心構え』

就職・公務員就職希望者に向けて、採用担当・人材育成の観点から今の時期にアンテナを立てておくべきポイントをお伝えしました。

学生にとって進路選択は不安です。大学生だって不安なのに高校生であればなおさら。

一昔前の日本。年功序列・終身雇用が当たり前だった時代は「いい学歴」があれば「いい会社」に入社でき、長く働けば給料が上がり続け、老後の生活まで描く事ができました。

しかし今は違います。大学・専門学校は全入でき、就職も売り手市場でどの業界も人手不足。ネットでは二次情報が簡単に手に入るから迷います。

だからこそ就職活動での情報あつめは「一次情報」を集めて進路に役立ててほしい

一次情報とは「自分の経験」

  • バス見学
  • アルバイト
  • 職業体験
  • 社会活動

二次情報とは「他人の情報」

  • 求人票
  • ネット
  • 先輩や友達の話
  • 親や先生の話

高校生は大学生と違い、時間の主導権がありません。平日は授業や部活だったり、行動範囲も限られてしまうので実際に行動するには難しい部分もあるでしょう。

しかし、一次情報を元に進路を考えると、ミスマッチの少ない進路選択に近づきます。自分で動いて集めた情報は、進路決定の太い根拠になります。一方、二次情報だけで進路決定すると、後で言い訳の種になります。

「◎◎先生が良いと勧めてくれたから」

二次情報は行動へのきっかけにすぎません。

進路を選ぶためにできる行動は、一次情報をたくさん集めて欲しいと思います。