①お互いが自己開示できて

②お互いが価値観の違いを認め合えるか 

 

祖母が他界したため葬儀と告別式に参列した。親戚やご列席の皆さんとお話したり、人間観察しながらずーっと頭を駆け巡った言葉が「価値観」だった。

 

価値観にも色んな解釈があって。

大切なもの、こだわり、譲りたくないもの、無くなると自分でいられなくなるもの、、、。例えるなら「地雷」といったところか。

  • ある子供は「お気に入りのおもちゃ」
  • ある学生は「恋人」
  • ある父親は「我が子」
  • ある経営者は「志」 

 

大切にしていることを褒められれば嬉しいし、もし否定などで地雷を踏んだら相手は怒ったり・正論で挑んできたり・距離を置こうとする。そして地雷の場所はみんな違う。何より目に見えないものだから証明のしようが無い。

 

だから価値観が同じなんて奇跡。解かりあっているつもりでも、実は違っていることもよくある。また人間同士なので相性や生理的に合わない人もいるだろう。 しかし「価値観が違うから」で一蹴すると、それ以上の関係には発展しない。そもそも価値観は違って当然なものだとすると、違ったうえで何をするかに力を注いだ方が◎

 

解かりあえる関係とは

 ①お互いが自己開示できて

 ②お互いが価値観の違いを認め合えるか 

 

自己開示できる状態とは「相手本意」。自分の都合ばかりベラベラ話す人に喜んで自己開示する人は少ないく、相手の気持ち・都合を考えたコミュニケーションが自己開示のカギ。相手が大切にしていることを、認められる余裕があるか。

 

そうすれば、同じ方向へ歩み出せるきっかけになると思うのです。