これは当社の新入社員にもお伝えしました。

 

学生を卒業して社会人になると立場が大きく変わりますが、立場が変わるとは何が変わるのか?

 

果たすべき義務と、得られる権利が変わることです。

 

  • 学生
  • 県民・市民
  • 法人(経営者)
  • 正社員
  • 契約社員
  • 個人事業主
  • アルバイト
  • 役職
  • PTA役員

 

立場が違えば、義務と権利が違うのです。

 

例えば千葉市民の立場であれば、市民税・住民税を納付する義務が発生します。義務を果たすから医療・保育・ゴミ処理を始めとした市民サービスの権利が得られます。

 

法人(経営者)であれば、消費税や法人税などの義務が発生します。人を雇えば社会保険にも加入する。一定の規模になれば情報開示も必要になる。義務を果たすから事業をを通して社会と関わる権利が得られるのです。

 

そして社会人になると、一人で色々な立場を使い分けていくことになります。千葉市民の正社員であり○○協会の広報担当でありながら 、プライベートではフットサルサークルのキャプテン。といったように、限られた時間で色々な立場を使いこなしていくことになります。

 

学生から見た社会人は「何となく忙しそう」というイメージがあるようです。確かに忙しいよりは楽して稼げた方が人生楽しいかもしれません。一方で、様々な立場で多面的な環境と関わることで、経済面の充実や人脈・教養の広がりが得られるのです。

 

ありがちなのは権利と義務が逆なケース。

 

典型的なのは、有休は従業員の権利だからと言って、義務を果たさずに権利を主張しすぎること。もちろんケガや病気などやむ得ない状況はありますが、基本的な考え方として「権利は義務を果たすから得られるもの」ということを考えて、日々行動していきましょう。

 

その心構えが、信頼される社会人への第一歩です。