今日は専門学校のハンズオンへお邪魔しました。

ハンズオンとは「実践教育」のことで、とにかくやってみる・経験することに軸足を置き、わからない場合はメンターが支援する学びの形です。

参加のきっかけは会社説明会。会場で出逢ったある学生がハンズオンの主催者だったことから「面白そうだから見学させてー♪」という流れで実現してくれました。本当にありがたい限りです。

現在の専門学校生は1996年~1997生まれ※で、世間ではゆとり世代と言われます。(※18歳で高校卒業後に進学したとして)

ゆとり世代に明確な線引きはありませんが、小学校・中学校の教育内容が「ゆとり教育」という学習指導要領に改正されたのは、2002年度から2010年度まで。ゆとり世代を広義にとらえれば、1987年4月2日~2004年4月1日生の学生が該当します。

そしてこのゆとり教育を一番長く過ごしたのが1995年生まれ(現:大学3年生)・1996年生まれ(現:大学2年生・専門学校2年)の人で、小学校・中学校をすべてゆとり教育で過ごしています。

採用や教育に関わっていると「ゆとり世代は考え方が甘い」とか「しょうがないよ、ゆとりだからねー」などの意見を聞くことがありますが、こうした断片的な情報と解釈で学生を捉えている大人には今日のハンズオンを見せてやりたい。

今日の授業は、生徒が企画したチャレンジ課題を専門分野を超えた仲間と前進させていくもの。休日開催のため参加は希望制のようですが20名以上の学生が参加し、前向きなエネルギーを拡散しながら学んでいました。

そしてリーダークラスの主催者メンバーは、高い問題意識を持って主体的・具体的に行動する将来の宝物。こうした次世代の若者により良い社会を残せるよう、改めて頑張っていこうと思いました。