頭の中でぐるぐる考えても答えが見つからない。
いいアイディアが出てこない。
そんな時は頭の中にあるものを外に出そう。
文字でも絵でもいい。
できればパソコンではなく紙がいい。
パソコンに保存するために、頭の中で一度置換えが発生する。
また装飾や整形などに気が散ってしまうため思考が劣化するのだ。
紙なら直接書ける。だから劣化がない。
アイディアは出逢った瞬間に書きとめないと忘れる。
後でメモしておけばいいや、と先送りすると大抵忘れてしまう。
思い出そうとする時間がもったいない。
ある専門学校の教務部長は
教案がいつ閃いてもいいように
枕元にメモ帳と鉛筆を置いて寝るらしい。
鉛筆にも理由がある。
シャーペンは芯を「カチカチ」する間で
ボールペーンはキャップを外したり芯を出そうとする間で
アイディアを忘れないようにするためだそうだ。
人の頭はそれほど忘れやすい。
だがアウトプットしておけば、いつでも振り返れるし
繰り返せば思考が洗練されてゆく。
だからどんどんアウトプットした方が成長する。
逆に、成長している人はアウトプットがうまいのだ。