想像力が豊かなこと。

ある人(以下Aさん)から預かり品を受け取ることがあった。Aさんは15時に外出予定。川島は車で15時到着の予定。緊急でもないが後日にすると次はいつ会えるかわからない。※設定は主旨が変わらない程度に加工しています

到着がAさんの外出時間ギリギリ。もし途中渋滞したら15時から5分~10分は過ぎてしまうかもしれない。15時に到着する見込みが五分五分だったので、車を止めてAさんへ連絡した。

川:「15時10分頃の到着予定です。ご迷惑と思いますので後日でいいですか?」

Aさん:「では15時15分までお待ちしています。過ぎるようでしたら後日でお願いします」

すごく楽になった。外出予定にも関わらず15分も猶予を頂いたことへの感謝。焦らず「ゆっくりきてねー」という裏メッセージ。そしてもし間に合わなかった場合の提案。

結局、道路は順調で15時ジャストに到着して事なきを得た。

こんな素敵な提案ができる因果はなんだろうなーと妄想。普段から余裕や(いい意味での)遊び心があり、目に見えない相手の状況や心境をありありと想像できる人なんだと思った。

気忙しい世の中でよりよい人間関係に繋がるヒントを垣間見た。一歩引いて物を見る余裕や相手のことを想像する気配りが、豊かなコミュニケーションに繋がっていくのだと勉強させていただきました。

Aさん、ありがとうございました。