「川島さんの授業ってどんな感じですか?」と聞かれることがあります。

ずっと熱く話しているわけではありません。アツい話しでもずっと一本調子では飽きられてしまいます。

写真は先日開催した就活支援の一コマですが、普段気をつけているポイントが詰まった一瞬をアシスタントが写真に収めてくれていました。

聞き手を飽きさせないプレゼンや参加型の授業にはいくつかポイントがあるので、人前で話したりする方や・参加型のプレゼンに興味のある方は参考にしていただければと思います。

まず結論を見せる

基本的に学生は文章をあまり読みません。

これまで2000人以上の学生にガイダンスや授業の機会をいただきましたが、左脳より右脳をよく使う学生が多いようで、言葉よりイメージの方が圧倒的に伝わります。

しかし伝えたいことの解釈が学生によってバラバラでは、後々の先生方にご迷惑が掛かるので「結論」をまず見せます。1センテンス1結論でスライドに補足説明は書きません。冒頭では本当に伝えたいことだけ書きます。

やってみせる(膨らませる)

すると学生の頭には「なぜその結論なのか」という疑問が湧きます。その疑問の答えを説明するのではなく感じさせる。写真では私と社会人がロープレをやって見せ、結論のイメージを膨らませているところです。

学生はこんこんと説明されるよりも、イメージを膨らませた方が動きます。言われたからやるのでなく自分からやってみる雰囲気にする。この違いは後で大きな違いを作ります。

やってみる(感じさせる)

お手本を踏まえて実際にやってもらいます。この時ポイントなのは場がダラダラしないように前提をきちんと伝えてから始めること

  • 練習だから失敗はない
  • 意見・考え方はみんな違ってあたりまえ
  • 終了後は握手で終わろう、、、etc

普段授業を受けている先生と違い、初対面の講師に対して力加減がわかりません。前提を伝えてどこまでやっていいかわかると、安心して動き出します。

感想を聞く(自分事にさせる)

終わったら感想を聞きます。誰かを指したり挙手でもいい、学生の口から感想を引き出します。その感想を説明に繋げていきます。ここはとても大切なポイントで唾液や消化酵素のような役割を果たします。ここが無いまま説明を始めてしまうと「何となくいい話を聞いた」「何となく言いたいことはわかった」で済ませてしまい、消化不良で終わってしまうのです。

説明して納得させる(腑に落す)

最後に学生の感想を踏まえて説明をし、腑に落していきます。学生の意見や考え方が結論に繋がるから腑に落ちるのです。しかし場合によって、全然見当違いの意見を出してくる場合がありますが、一旦受け止めて説明することで納得しやすくなります。

つまりライブ感覚。

あらかじめ用意されたものをただ説明するだけならロボットでもいい。まるでライブのように「次はどんな話しが飛び出すのか・どんな展開になるのか」聞き手を飽きさせない関わりが、結果として聞き手を巻き込む参加型の講演につながります。