圧倒的にわかりやすいです。

わかりやすいと相手に届き、わかり辛いと相手には届かない。耳に入っても流されてしまったら、プレゼン後に相談や契約といった聞き手の動きにへ繋がりません。

プレゼンのような場で聞いているフリをしている人は、予想以上に多いと思った方がいいです。聞き手も人間ですから、あなたに嫌われないように、聞いているフリをしていることがあります。

興味がある・ないどちらでもない人にまるで説明書のようなスライドで、読み合わせをしているケースは現場で多く見かけます。

例えばこのようなスライド。

文字が沢山あるスライドは聞き手が本能的に左脳で処理しようとし、言葉を読み取って理解しようとします。

印刷してあとでゆっくり読んでもらう使い方ならこれでもいいですが、伝えたい情報に優先順位をつけないと、話し手が懸命に伝えても聞き手はスルーし始めます。

初対面の人に魅せる・引寄せるのなら「1スライド=1メッセージ」の方が相手にわかりやすく届きやすいです。

もし前例のスライドを見直すとしたら、主メッセージ&副メッセージのみにする。

主メッセージのみでもいいくらいです。

シンプルなスライドは聞き手に考える余裕を一緒に渡せるので、解釈が深まり質問も出やすくなります。話し手が間(ま)が無くベラベラ一方的に話すと、何が言いたいのかわからなくなるのと一緒なんです。

人は理解するだけではなかなか動きません。わかりやすい・聴きやすいプレゼンは、話もスライドもシンプルです。