コストが安いからです。

もし会社で一番給料の高い社長が、誰でもできる仕事に時間を使っていたら、会社全体としてメリットは上がるでしょうか・下がるでしょうか。

会社は家計と似ています。

もし家計の収支が「収入<支出」となれば赤字です。赤字続きの家計は貯金を切り崩すか借金をしないと生活ができません。会社も同様に売上<経費が上回っていてはやがて経営は行き詰ってしまいます。

なので売上を最大化しながら、経費を最小化する終わりなき工夫をしているのです。

役割分担はその一つ。30分の雑用を社長がやっても新人が行っても結果が同じであれば、より安価で済む方が全体のメリットが大きいのです。

そして別の視点で、仕事に雑用という考え方は手放しましょう。

専門性が高低はあるにせよ、組織というコミュニティが成立している以上は、トイレ掃除でも、お茶出しでも、コピー取りでも全部仕事は繋がっています。あなたが雑用と捉えている仕事は、アウトソーシング(外部業者へ委託)した方がいい可能性もあるでしょう。

しかし、見方を変えると誰かがやらなければならない仕事であえば、こちらの記事でも書

もし仕事で貢献できていないのであれば、ちっぽけなプライドを捨てて自分ができることを愚直に取り組んでいると、必ずチャンスが回ってきます。