もしあなたの名前がAさんだとしたら、A商店になってみてください。

A商店は仕事が無ければ売上も上がらず食べていけませんので、仕事を会社の中で仕入れる必要があります。あなたが苦手な上司Bを株式会社Bとすれば、仕事をいただく取引先です。

人格と仕事を切り離す。人格は苦手だとしても、A商店(あなた)にとってはいい仕事をいただけるかもしれない。

いい仕事とは、あなたの将来(経験や成長)に繋がる仕事。

最初は苦労するかもしれませんが、その仕事を達成するために時間やお金を投資して乗り越えることができたら、A商店の価値が上がっていきます。

一つや二つの実績で状況はかわらない。でも

「A社は対応が誠実でいつも仕事が丁寧だ」とか

「早目に仕事を納めてくれて助かった。A社に任せてよかった」とか

「付加価値の提案があるA社に、困った時は相談しよう」とか

こうしたA商店に対する信頼貯金がに貯まっていけば、もっといい仕事がA商店に優先的に回ってきます。

リピートが起きたり、別の人がその価値に目を着けたりするから、仕事がどんどん仕入れられるようになる。

え?
そんなことしたら忙しくなって大変では?

だから効率化するんです。
処理能力を上げたり、パッケージにして誰かに任せたり時間を集中して有効に使えるように工夫して、チャンスをつかめる空き地を少しでも作っておく。

え?
そんなに集中したら疲れちゃうって?

だから休みがあるんです。上司の人格が気にならなくなるくらい自分の手元にある成果に集中して、ガンガン仕事を仕入れて、集中して仕事をさばいて思いっきり休む。休みの時は仕事を忘れて思いっきり遊ぶ。

そうすると、気づけば苦手だと思っていた上司とは、仕事中心に関われるようになっています。

もしやる気があるのに仕入の質が変わらなければ、人事や上役に相談しよう。あなたの仕事に対する考え方が前向きなら、きっと話を聞いてくれます。

もし会社や上役すら聞く耳を持たないとしたら、その会社はあなたにとってミスマッチかもしれない。

でもどうせ退職するなら、浅い悟りで「上司が苦手、ムカツクから辞める」よりも「上司が苦手、でもやるだけのことはやった」という方が転職活動をするときに、あなたの価値は間違いなく上がります。なぜなら逆風に立ち向かった経験はかけがえのないものですから。

もし転職活動や進路に迷うときは無料相談もやっています。お問合わせはこちらから。

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