スマホで自撮り。

スマホが用意できなければ、ビデオ録画でも鏡でもいい。とにかく自分を客観的に見てみることです。

最初はね、もー超絶恥ずかしいです(※個人差あり)。でも繰り返していくと、効果はメキメキでてきます。

自己修正できるようになる

例えば野球部のピッチャーやバッターが、自分の投球フォームやバッティングフォームをビデオで撮影して後で見てみると、修正点に自分で気がつくことができます。原理はこれと同じことです。

練習の自撮りを見て自己修正をくりかえしていくと、練習通り出来ているところ・少し違和感があるところが、自分でわかるようになり、本番でも微修正ができるようになります。

緊張しなくなる

暗記・詰込型の面接対策をしている高校生に見られる「緊張でアタマが真っ白になる」という事態がかなりの確率で予防できます。

緊張の原因は、背伸びして実力以上のことをやろうとしたり、失敗(不採用)への恐怖が引き起こすことがほとんど。今の実力を客観的に見て慣れておくと、自己ベストのイメージがしっかり焼き付くので、漠然と上手くやろうとするよりも緊張しなくなります。

内容が磨かれる

ダイヤモンドが傷つきながら磨かれるように、何度も練習して何度も口にすることで、解りづらい表現や回りくどい言いまわしなどが徐々に洗練されていきます。

全体の構成を見直してみたり、箇条書きにして行間は自然の流れで対応する等が繰り返されると、無駄がない・わかりやすい表現へ徐々に変化します。

これから夏休みに入り、就職面接の対策を行う学校も増えてくる時期ですので、自主トレの一つの方法として参考になればと思います。

もちろん最低限のビジネスルール・マナーを踏まえる必要はありますが、上記3点は面接だけではなく人前で話す機会には同じ効果が期待できます。