短所はあなたが後悔した経験

長所は誰かから感謝された経験

例えば、朝洋服が決まらなくて友達との待ち合わせに遅刻してしまったら「優柔不断」や「優先順位をたまに誤る」ことかもしれない。

例えば、道端で困っている人に道を教えて感謝れたとしたら「進んで人助け」や「心に余裕がある」ところかもしれない。

いざ『長所と短所を書きなさい』と言われても、特に高校生ではなかなか書けない学生も多いです。であれば、過去の経験やエピソードから種を見つけていくと出てきます。

自分のことは自分が一番よく知っていることもあれば、実は他人の方がよく見えていることもあります。過去の実体験から長所っぽい所、短所っぽい一面くらいの気持ちで考えたほうが、数が出てきて結果的に腑に落ちやすくなります。

そしてすごいエピソードでなくてもいい。むしろ小さいエピソードがいくつかあった方が信憑性が高まります。

準備をしているとつい正解を用意したくなるものですが正解は誰も知りません。だから長所と短所はあなたが自由に決めていいんです。

誰にでも当てはまる形式的な長所短所を暗記するのではなく、自分に起きた実体験をありありと想像しながら、表情とエネルギーに乗せて語ってみよう。

そのほうが相手に伝わるから。