小4の子供達は「刑事ドラマ」に夢中。番組表をこまめにチェックし、録画予約して前のめりで見ています。
一度見始めるとテレビの前からなかなか動かず、食事後に歯磨きせず観ている時もあるようで。子供の身体を心配するあまり親として
- 「早く歯を磨きなさい!」
- 「言うこと聞かないと、テレビ捨てるぞ!」
- 「虫歯になっても知らないから!」
と、つい言いたくなりませんか?
しかし、子供は「聞いてるフリ」という最強スキルを持っていますから、右から入って左から出ていきます。正論という名の雷を何度も落としてもスルーされてしまうので、また同じことを繰り返す悪循環に。
そんな時は体験談がおススメ。
先日、親知らずを抜歯したので体験と感想を伝えてみます。
ちょっとこれ見て見て!
(抜歯した親知らずの歯を見せながら)
パパさー、この前歯医者に行ったんだよね。若い頃に歯磨きサボったから親知らずが虫歯になっちゃって。
ほら、ここ2個所穴が空いてるでしょ。これ、ドリルでガガガガーーーーーって穴を開けられて、空いた穴にペンチみたいなのを突っ込まれたんだよ。
で、歯医者さんが力一杯、グリグリ引き抜くんだよねー
これがまた抜けない!!
麻酔をしてるんだけど気絶するかと思うくらい痛くてさー、血がドロドロでるわ、涙はボロボロ止まらないわで、もー散々だったよ。
あんな思いはもう絶対したくないなー
、、、、、
スクッ
バタバタバタバタ、、、(洗面所へ)
シャカシャカシャカ、、、、
(表現は大分盛りましたが)体験談やストーリーは、正論や命令と比べて子供の頭の中にイメージとなって残るようです。
右から左に聞き流されず、子供が自分で考えて動くようになれば、親も消耗せずに済むのもいいですね。
子供が動かない時は正論よりも体験談、おススメです。