会社でも、仕事でも、家族でも。
心から大切なものを
決して手放さないと心に刻み
前に進んでいくのは簡単ではない。
むしろ厳しいくらい。
でもそんな厳しい状況・環境で
何をしてきたのかが、会社の強さであり
人としての深みではないかと思います。
例えばとある老舗の足袋メーカーが
100年の歴史と社員を大切にして
荒波を乗り越えていく。
例えばとある会社員が
パーソナルミッションや子供を大切にして
逆境を乗り越えていく。
その信念が単なるわがままの自己満足なら
ビジネスはやがて頓挫する。
しかし誰かのために、世の中のためになるのなら
満足な結果が得られなかったとしても
後悔はしない思うのです。
その道をゆけば必ず上手くいくのなら
最初から進んでいます。
上手くいくかどうかわからない
突破できるかわからない
むしろ悪化するかもしれない。
そんな渦中にあって
最善を考え抜き、心に楔(くさび)を打ち込み
前に進んでいくからこそ
強くしなやかにさせてくれる。
その決断が本当に正しかったのか
どこまで頑張れば報われるかわからない。
でも「これしかない」という次元まで
考え抜いて決めたことだからこそ
霧の中を突き進む力が湧き上がる。
そんなことを
日曜ドラマ『陸王』を見て感じました。
厳しい時代だからこそ
変化や成長のチャンス。
心から腹決めをしたことで得た経験。
結果は無駄になるかもしれなくても
決して無意味なことではない。
ドラマの中でこはぜ屋の大地くんが
教えてくれました。