成人おめでとうございます。
「今日からあなたも大人の仲間入り」と、言われてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
私も20歳で成人式に参加できましたが、当時は成人する意味を全くといっていいほど理解していませんでした。何となく「20歳から大人扱いされる」程度で、その後もぼんやりと毎日過ごしていたと思います。
41歳になった今だからこそわかる成人するとは、支えられる側から・支える側に変わることです。
もちろん今すぐにという話ではなく徐々に意識をしていくところからでもいいと思います。この目線替えができないといつまで経っても子供扱い・学生扱いされます。
支える人より支えられる人だらけの世の中を、ちょっと想像してみてください。
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厳しいですよね。
世の中を家庭に置き換えてみてもいいです。
支える人が限られて、支えられる人がいつまで経っても支えられていては、やがて限界がやってきます。
もちろん急激な少子高齢化の日本で、現役世代が高齢者を支える社会構造に限界が見えているのは事実です。急激に子供を増やすことはできませんので、構造改革や持続可能な仕組みづくりが求められています。
だからといって大人が何もしないのは、これからの世代に無責任というもの。支えられた人が少しずつ支える側にまわるからこそ、多様な世代が入り混じる世の中が成り立つものだと思います。
ではまず何から始めればいいでしょうか?
まずは、あなたの学生生活や社会人生活が、成り立っている理由を考えてみてください。
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なぜ学校に通えているか
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なぜ就職できたのか
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なぜ食事ができるのか
因果(原因)を考えてみると、一人で生きてこれたようで、沢山の人に支えられることに気づきはじめます。
「そんなの当たり前でしょ」
もしあなたがそう思うのなら、支えられる人が当たり前に感じられるほど、当たり前に支え続けてくれた人がいる、ということなのです。