とある朝の出来事。

大学生アルバイトと、推定50台の女性がカウンターで。店内に客はまばらだ。

「ド☆モか楽△のカードはお持ちですか?」

「え?何?」

「ポイントカードをお持ちでしたらどうぞ。ド☆モか楽△です」

「あー、そういえばあったかしら、、、(ガサガサ)」

「、、、」

「あれー、、ないわね」

「それでは、お会計は○○○円です。」

「あら?これかしら?」

「申し訳ございません。こちらは既にサービスが終了しているものでして」

「アナタさっき言ったじゃないのよ!」

「???」

「カードがあれば出せって言ったじゃないの?」

「、、、」

「もういいわよ!!まったく!!」

「商品はこちらになります(小声)」

「遅いわね、もう!」

少し時間があったのでお声がけしてみた。

「朝からイライラしますよね」

「ホントよね、まったく」

「もし、カードの期限が有効だったら、どうなっていたんでしょうね」

「、、、そりゃ得したわよ」

「ですよねー」

「もし、定員さんがとっとと会計していたら、さらにイラッとしそうですね」

「、、、そうね」

「大学生っぽいのに朝から頑張っていますよね。学費を稼いでこれから学校に行くんでしょうかね」

「、、、さぁ。でも、ちょっと大人気なかったかしらね。」

「みなさんお忙しいですから、無理もないですよ。」

(数十分後、帰り際)

「、、、アナタさっきはごめんなさいね」

「ありがとうございました。行ってらっしゃいませ」