子どもからの質問。

「パパ~、挑戦するってどういうこと?」

「いい質問だねぇ。どうした?」

「テレビとか学校でも聞くけど、イマイチよくわからないから」

「なるほどねー」

「俺、挑戦なんてすごいことできないよ。」

「挑戦の反対って、何だと思う?」

「、、、、わかんない」

「保身(ほしん)だよ」

「なにそれ?」

「今のままで居つづけたり、ずーっと変わろうとしないこと」

「つまらなそうだね」

「でしょ?じゃぁ反対はどういうことだと思う?」

「今のままでい続けない、変わろうとすること?」

「それそれ!何となくわかった?」

「うん」

「毎日一生懸命学校に行くだけでも、挑戦してるんだよ。」

「どうして?」

「授業でわからないことを一生懸命考えたり、友達とどうしたら楽しく遊べるか悩んだりすることってない?」

「あるよ、たくさん」

「自分の力や友達との関係をもっとよくしようと、考えて行動する。これって変化だし、立派な挑戦なんだ」

「そっか」

「逆は、限られた同じ友達としか話さなかったり、楽にできる勉強や授業しか受けないこと。もしこれがずーっと続いたら、どんな人生になると思う?」

「つまらないね」

「そう。保身はつまらない。挑戦はおもしろい」

「ちょっとスッキリした!」

「それはよかった(笑)」