子どもがゲームに夢中で、宿題や家の手伝いを放ったらかし。
なんてことはありませんか?
「ゲームばかりしてないで、たまには家のお手伝いをしなさい!」
「やると決めたなら、最後まで続けなさい!」
子どもの将来を心配して、つい言いたくなってしまうのが親心。
ところが子どもの反応・本音は
「もーうるさいなー」とか
「まーた説教か」などが関の山ではないでしょうか。
そこで息子にこれを導入してみました。
仕掛けその1・・・チャレンジシート
まるで山登りしているようにトランプのシールをコツコツ貼っていくもの。お手伝い1つにつき1枚貼ります。これでなくてもいいのですが、シールなど簡単に楽しく見える化できるのがおススメです。
仕掛けその2・・・1日1枚は貼る
お手伝いをやったときだけ貼るのではなく、やらなかった日も貼る。ちなみに息子は、全然やらなかった日は「スペード」のルールにしたようです。
写真をよく見るとスペードが続いている日もありますが、「やってない日が続いている」ことを自分で気づくことができるようになりました。
「ほら、またやってないじゃない!」と親が言わなくても「あ、やってない日が続いたな」と、内側から気づくようになり、自己復帰できるようになりました。
仕掛けその3・・・具体的に褒める(親が追い風を送る)
- 継続していることに
- 正直にスペードを貼ったことに
- 自分から誰かのために動いたことに
頑張りを目に見えるようにしておくと、より具体的に褒められるようになります。子どもは褒められるとうれしい。うれしいともっと頑張ろうとし、自分から動き出します。だから全力で褒めてあげる。
でも完璧である必要はない。
できない日、気が乗らない日、失敗した日、、、◎だけではなく、△の日も、×の日も、みーんなあっていいんです。
人間だもの。
大人(仕事)だってそうですよね。
晴れの日もあれば雨の日もある。
こうした中で
子どもが、続けることに価値を感じたり
子どもが、誰かのために役立つことで喜びを感じられる
そんなきっかけを作り、追い風を送ってあげることが
子どもの成長に繋がると思うのです。
当の本人(息子)
最初は「お手伝いめんどくさい」とか、途中で投げ出そうとしてました。
しかし最後は、シールを張り続けた自分に「オレ、やればできるじゃん!」とか「誰かの役に立つって、照れるけど気持ちいいね」というように。
そんな息子を心から尊敬したいと思います。