こんな状況になるなんて一体誰が想像したでしょう?
- マスクやトイレットペーパーが日本中から無くなり
- 学校が一斉休校となり卒業・入学シーズンが一変
- 東京の街から外国人観光客が消え
- イベント開催はおろか人の集まりがリスクとなり
- 不要不急の外出ができなくなる
今日生きられたからと言って、明日平穏に生きられる保証は全くありません。
今のままずーっと変わらず、今までの常識にしがみついていたとしたら、個人も会社も沈没してしまう可能性があります。まさに今までの常識がまったく通用しないことを象徴している事態になっているのではないでしょうか。
私たちは変化の激しい時代を生きています
高校の進路相談やガイダンスで講演させていたくときに、必ずと言っていいほど学生に伝えてきたメッセージです。しかし、こんな状況になってみて変化の必要性を目の当たりにすると、心の片隅で「とはいえ何とかなるかもしれない」と、いう甘えがあったことを正直痛切に感じています。
目の前で起こった現象は変えることはできません。
しかし、現象は変えられなくても、現象に対しての捉え方(解釈)は(+)にも(-)にも変えることはできます。
例えば、道端で1000円を落としたことに気づいた時、「チッ!今日はついてないなー!」と捉えるのか、「拾った誰かが美味しいものでも食べられるといいな!」と捉えるかで、その後の気持ちの天気が「曇り」にも「晴れ」にもコントロールできると思いませんか?
1000円落とした「現象」は変わりませんが「捉え方」は変えることができる。
しかも一瞬で。
言葉には力があります。コロナが蔓延している「ので」と捉えれば
- 人と会えません
- 外出できません
- やることがありません
となり、コロナが蔓延している「だからこそ」と捉えれば
- 思い切って体を休めてみよう
- 不要なものをバッサリ捨ててみよう
- 読書や勉強で自分を磨こう
となりやすい。
どちらの捉え方を選ぶのも自由ですし、どちらが良くてどちらが悪いというものでもありません。ただし、目の前に起こった現象をどのように解釈するかが、心構えを太くも細くもしていきます。
社会に出れば晴れの日ばかりではありませんが、止まない雨もありません。
だからこそ、在学中のうちから起こった現象を前向きに解釈することにトライしてみてくださいね。