仮説と検証をしていること。
勉強や試験に正解はあっても、仕事に正解はありません。
特に、営業は人が相手。人はみな価値観や解釈が違うので、契約が必ず取れるような魔法のキーワードなどありません。
しかし、正解がないからといって、行き当たりばったりのセールストークやコミュニケーションでは、玉砕するのは目に見えています。
野球でも、適当に振ったバットでまぐれ当たりのヒットやホームランは出るかもしれませんが、再現性がなければ、結果は一時的で終わってしまうのと一緒です。
こうした答えがない現場で、成果を出し続けている営業マンがしていること。それが「仮説と検証」です。
野球で結果を出し続けてきた人といえば、イチローもその一人ですが
ヒットが出ているからといって状態がいいわけでもないし、ヒットが出ていないからと言って状態が悪いわけでもない。
(引用:最高の自分を引き出すイチロー思考)
つまり、ヒットが出たとき・出なかったときを検証して、「〇〇が原因だから、次はこうする」と、仮説を立てて、実践して、また結果を検証する。
この積み重ねが、打てなかったものが打てるようになり、成長へとつながっていくそうです。
営業やコミュニケーションも本質は同じで、もし顧客見込みの方が
いただいた資料を検討して、何かあればご連絡します。
というセリフを出したとします。
この原因を探り、仮設を立てて検証し、次のアクションにつなげていくかが、今後の成果と成長を左右します。逆に、結果が出ていない人は、原因を検証することなく結果で一喜一憂。結果が出ている人は、うまくいったときも・うまくいかなかったときも、仮説と検証を繰り返しています。
しかし、自分のことは、自分でなかなか気づかないもの。
「仮説が立てられなければ、検証のしようがない」 という人は、自分の体験をシェアしたり、誰かに客観的に見てもらうのも有効です。
経験を他人の眼にさらすことで、自分では気づかなかった原因が見つかったり、一緒に仮説を考えられたり、今後のアイデア交換のきっかけにもなるのでオススメです。
私たちオーシャンズも、毎週土曜日に都内でシェア会を開催しています。ご興味のある方はお問い合わせください。