器が大きい人の特徴はいろいろですが、ほぼ例外なく当てはまるのが「聞き上手」です。わかりやすいのは、年上や上司からの話より年下や部下からの話をどう聞いているか。
例えば、部下の話を横柄に聞いている人は上司やお客様にはペコペコ。年下の話を見下している人は、年上を持ち上げることに一生懸命。
いませんか?こういう人。
年下や部下とのコミュニケーションは精神的に優位になりやすい。だから相手の話を最後まで聞くことなく会話を遮って持論を展開し始めてマウントを取ってみたり、期待した話が出てこなかったりすると、興味の無さやイライラを表に出して、相手に無言の攻撃をしはじめることもあります。
すると相手はどうなるか。
器の大きさに合わせた会話となり、話を小出しにしてみたり、余計なことを言わなくなっていく。器が小さいということは受け止められるものが少なく、狭いのです。
逆に、聞き上手の人にはどんどん話をしたくなります。
最初は身構えている人でも、自分の話を聞いてもらえている、受け止めてもらえていると感じるとだんだん本音が出てきます。
話し始める前は5くらい話そうと思っても、終わってみたら10以上話していたり。器が大きい人というのは、相手を広く・深く受け止められるものだと思います。