社会人のポイントは「他者目線」です。
身だしなみに限らず、個性や権利を考える前に「他者目線」を考えて判断していくと的を得た行動になりやすいです。
自分目線とは自分中心・・・自分が満足するか・自分がやりたいか・やりたくないか。
他者目線とは他人中心・・・他人(顧客・周囲の社員)が満足するか・他人が不快にならないか・他人に役立つかどうか。
身だしなみの例でも、自分が満足している服装であっても他者が不快だとしたらNGです。即仕事は無くなりませんが、長期的に少しずつ相手との信頼関係が失われていきます。
そして他者目線は「立場」によって変わります。例えば、学生だったAさんがB会社に就職したとしたら
『社会人であるAさんの立場』
『B会社の社員であるAさんの立場』
もし配属先が営業であれば
『B会社の営業マンであるAさんの立場』
といったように複数の立場を持つことになります。
周囲とよい人間関係を築き、顧客から信頼される社会人の傾向は、こうした立場に応じた他者目線を徹底して行動しています。すると仕事がうまくいきやすくなり、仕事がさらに面白くなっていくのです。