いきなりスライドを作っていませんか?
プレゼン資料でパワポやキーノートを使う人もいると思いますが、スライドは「内容+デザイン」で構成されています。
その道のプロの方であれば別ですが、私がプレゼンの資料準備に時間が掛かっていたときの原因は、内容とデザインを一緒に考えているケースが多かったです。
おすすめの対策としては、別々に作業を進めていくことです。
まず紙と付箋で下書き。私の場合A4の白紙に付箋を使っています。付箋1枚をスライド1枚に見立て、全体を通して「聞き手のニーズ」「何を伝えたいか」「整合性はあるか」をプレゼンの場をイメージしながらペタペタ貼っていきます。
付箋に書くのはスライドのタイトル。まだ下書き段階なので思いついた単語やキーワードでOKです。
頭の中にあるものを書き出してペタペタ貼っていくうちに、少しずつブラッシュアップされていきます。
ここまで来ないうちにスライドを作り始めてしまうと、装飾や画像など見せ方に気が向いてしまい肝心の中身が薄っぺらくなってしまう。どんなに綺麗に見せても言いたいことが伝わらなければプレゼンの意味はありません。
自分好みのスライドや装飾に走る前に、相手がプレゼンに求める中身を突き詰めていきたいものです。