仕事がら履歴書をよく拝見するが、メールアドレスで損をしている人が実に多い。

私用のアドレスをそのまま使ったり、扱いづらいアドレスを良く見かけるのだが、本人が自覚なく使用しているケースがほとんどです。

採用選考で人生を左右するメールが送られる可能性を考えると「もったいないなー」と感じるので残念なアドレスの例をいくつかご紹介します。

携帯アドレス

****@ezweb.ne.jp
****@docomo.ne.jp
****@softbank.jp

ドメイン拒否やSPAMブロックなどで届かないことが良くあります。送る側は携帯アドレスを見ると「届くかな?」という不安が残るので印象はマイナススタート。GmailやYahooメールなどで就活用のアドレスを取ることをお勧めします。

間違えやすい文字を含んでいる

0(ゼロ)・O(オー)
1(イチ)・l(エル)・I(アイ)
r(アール)・u(ユー)・m(エム)・n(エヌ)
_(アンダーバー)・-(ハイフン)

読み違えで送信エラーになる可能性があります。一度届いてしまえば返信で送れますが、最初のメールで面接日を調整するケースもあるため、届かないと選考自体が進みません。

もしエラーでメールが戻ってきたら読み替えての再送信をすることはほぼありません。なぜなら全然関係ない別の人に送信するかもしれないから。

上記の文字を含んでいても氏名(例:masaru.yamada@example.jp)であれば推測できるが、意味不明な羅列(例:0w1qrmn-clover@example.jp)は一文字ずつ書体や他の文字と照合しながらなので、時間が掛ります。

長い

abcdefg-hijklmn.opqstu@example.jp

入力にも時間を使うので、短く解かりやすいアドレスと比べると印象はマイナススタートです。企業は応募管理表などで採用状況を管理していますが、長いメールアドレスは入力欄に入らない場合もあり、余計な手間が増えるのです。

キラキラ系

happy-happy.hanako@example.jp
hanako.angel@example.jp
forever_love-hanako@example.jp

見る人の個人差はあると思いますが、あまりおススメしません。印象が下がることはあっても上がることはなく、私は一発で冷めます。

おススメのアドレス

hanako.yamada@example.jp
hyamada@example.jp

メールは人に対して送るものなので、名前が一番わかりやすい。応募者が自己中心的な人なのか・相手に配慮出来る人なのかは、メールアドレスからも垣間見えることを知っておいた方がよろしかと思います。