わからないが

あるものを手放す方が良さそう。ということが最近腑に落ちた。

それは「焦り」

 

そして変化の解釈を「目的地」から「通過点」とすると、教える側も教わる側もハッピーになれそう。

 

よくあるのが

△△までの期間で 

◎◎さんの、ここを変える

◎◎さんの、ここは変えない

**さんの短所を改め

**さんの長所を伸ばす

  

企業なら人事評価

定点観測して結果を記録する。

結果の違いを変化とみなし

場合によっては査定(給料やボーナス)に影響する。

 

しかし

変化には答えが無い

変わったように見えて、実はメッキだったり

変わらないように見えて、実は爪を隠していたり

 

被験者(教育を受ける側)の価値観が多様化しているから

変化の基準を定量化しようとするほど答えがない。

片方を優先すると片手落ちになったり

今年は通用しても来年は形骸化したり

 

...

 

変化には種がいる

種は土があって初めて育つ

アスファルトの上に撒いても育たないし

成長する土は手入れがされている

 

種をまき

水や肥料をやり

日に当て

やがて果実となる

 

上司と部下の価値観が同じならよいが

今は価値観が多様化している。

上司が考える部下の幸せと

部下が考える自分の幸せが違うことは良くある。

 

もしかすると人が人を評価すること自体

ナンセンスかもしれない。

 

何のために評価するのか

何のために変化するのか

指導者は被験者の成長や幸せを願うが、

両者に価値観の違いが存在する。

 

完全に一致させることは恐らく不可能

 

ただ

お互い100%満足する目的地は難しくても

お互いが納得できる通過点を見つけることができたら

その場所までは歩んでいけると思う。

 

答えはないからこそ

相手を信じる

相手を信じる自分も信じる

 

相手と会話し

自分自身とも会話する

 

教育は永遠に答えのない旅かもしれない。