わかりやすく存在すること。つまりプレゼンという行動をしなくても、存在するだけでプレゼンになっていること。

千葉市で創業昭和7年の老舗・木村屋さんで「豆大福」を購入しました。とある場所へ和菓子を差し入れるためですがお店選びは即決。こんな風に顧客が行動するのは、プレゼンやマーケティングの視点で理想的だったので、考察してみました。

木村屋の特徴は、とにかくわかりやすい。 素朴な味を大切にするため製造はその日売る分だけ。だから賞味期限は当日。商品が無くなり次第営業終了。だから閉店時間は毎日違って「目安は大体4時くらい」

添加物を一切使っていない。だから時間が経つと固くなる(らしい)。シンプルでわかりやすいのです。

定員さんも接客は一切しない。いらっしゃいませ→会計→ありがとうございました、以上。店頭で支払いしている時でも、隣で宅配の電話がバンバン鳴る。

千葉に木村屋があるだけで顧客が並び、期待通りのサービス満足し、再び並ぶ。木村屋の豆大福だから買う。賞味期限も、時間が経てば固くなることも理解済みで買う。

顧客が必要とするから売れる。必要とされ続けるから、80年以上も存在し続けるのだなー。

プレゼンの目的は次の行動。 伝える本質を垣間見たような気がした出来事であります。