昨日書いたブログを書きながら考えていたのが、結果が出ないのはやる気というより、ヒントがない状態の方が多いんじゃないか。という考察。

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私も学生時代に経験があるのが「やる気が無いなら辞めろ!」というセリフ。私は中学・高校とバレー部だったが、先輩特に選手としてプレーが上手い先輩から言われた記憶がある。

 

できる人から見れば、できない人・特に何回か教わっても結果が出ない(変化が無い)人は、やる気が無いように見えるのかもしれない。

 

ただ今思うと、やる気が無いというよりやりようが無い状態だったように思う。

 

先輩は自分がやってきたこと、自分が気をつけていることを後輩に教えるのだが。できる人からすれば教えればできると考えがちで、教えてできなければ相手の問題と考えてしまう傾向がある。

 

ただ後輩はもしかすると、先生・先輩から言われたことをやってみたがダメ、自分なりに試してもダメで、他にやりようが無い状態なのかもしれない。結果その状態がやる気が無い(ように見える)と、なっていないだろうか。

 

後輩に必要なのは「やる気出せ!」というより、知識・経験・知恵。

 

知識を与え・経験させ・見守り・関わり続けると徐々に変化してくる。変化の手応えを感じればやる気も徐々に出てくる。逆にやる気があっても手段がわからない。戦う気があるけれど武器が無い状態は、時間をかけて頑張っても結果はなかなか出てこない。

 

やる気があれば自分で考え/試し/質問・相談が出てくるものだ。というのは、今の若年者は個人差があると思った方がいい。やる気があれば何でもできるというものでもないし、やる気がなさそうに見えても内面はもがいているかもしれない。

 

だから教える側も過去の成功体験に捉われず、相手に関心を寄せ・学び続ける姿勢が必要だと思うのです。