学生が友達同士で連絡を取るのはほぼLINE(ライン)と思いますが、就活で企業との連絡にはメールがほとんどです。

エントリーや応募手続きだけでなく、日程調整や質疑応答などもメールを使う場面が多々あります。

採用担当も通常業務を行いながら沢山の学生と同時並行でメールのやり取りをしています。だからメール対応ひとつでも学生のコミュニケーションスキルがよくわかります。

むしろリアルの印象が無い分、先入観なくメールを見るためシビアなので就活で最低でも押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

携帯アドレス

プライベートのメインは携帯アドレスでも就活で使うメールアドレスはPCメールが良いです。

  • 携帯の設定次第では届かないから
  • @前が長いと転記を間違えるから
  • 紛らわしい記号(エル・アイ、ゼロ・オーetc)が混在してて読むのに時間が掛かるから
  • キラキラ系は萎えるから(例:love-happy-foo@keitai.jpとか)

返信のスピード

早い人はいつも早く、遅い人はいつも遅い傾向があります。相手に話しかけて反応が遅いと不安になるのと同じです。稀に一週間ごとか送ったことを忘れた頃に返信する学生もいます。

社会人でも仕事がデキル人はほぼ確実にメールの処理も早いです。授業やバイト中など対応できない場合もありますが、転送設定を使うなどしてこまめに確認・返信ができる習慣をつけておくと、メールを送った側も安心します。

受信確認

例えば面接日程の連絡をした際、「了解しました」と受信確認が返ってくる人と、内容を確認してそのまま放置する人。どちらもいます。

感覚では半々もしくは放置の方が多い。だから受信確認が早い人だけで目立ちます。口口頭で「面接は*月*日に決定しました」と言われて無視する人がいないように、メールでも受信確認を返信した方がよいです。

定型文

拝啓

平素よりお世話になっております。

****大学の**です。

さて、、、

普段こんな文章使ってないでしょ。と思ってしまうような丁寧すぎる文章。人間は裏表のある人には心が開きにくいので、相手が目の前にいると思って、自然な敬語を使っていただければ良いと思います。

まとめ

相手に配慮した準備と行動は対面でもネットでも相手に伝わるもの。だから普段の習慣をレベルアップしていきましょう。

最初から出来なくたっていい。むしろ選考の過程で徐々にメール対応が良くなって行く人もいて将来性を感じることもあります。

就活のために就活の期間だけ背伸びするよりも、一生付き合う自分自身を成長させる期間だと思って、行動して頂ければと思います。