初めて行く大学へ向かう途中、道に迷ってしまった。

 

最寄駅を下車してからスマホの地図を読み違えて迷ってしまったのだ。まだ時間に余裕はあるが守衛を通った後、敷地内での移動が長ければギリギリになるかもしれない。

 

一旦駅まで戻る時間はなさそうだったので、近くにいた現地人らしき男性に道を尋ねてみたら、メチャメチャわかりやすく勉強になった話。

 

それは「安心」できたポイントが要所にあったこと。要点はこんな感じ。

 

  • 一番早いルートを説明しますね(安心①:早く行きたい気持ちを察してくれた気がした)
  • 大学は(指をさして)あの白い建物です(安心②:ゴールが見えてホッとする)
  • 道なりに進むと今来た大通りに出るので「右折します」(安心③:スタートがイメージできてさらに安心)
  • **方面へ50mくらい歩くと右手に@@店舗があります。目印は黄色い看板です(安心④:具体的で目印も見つけやすそう)
  • @@店舗には手前と奥に路地があります。奥の路地を「右折」(安心⑤:間違えやすい部分の説明が的確)
  • あとは電柱の看板に沿えばOK。距離はおよそ500m、時間にして約10分です。(安心⑥:守衛までの時間が読めたから、何とか間に合いそう)

 

全体を理解したうえで相手目線でわかりやすく伝える。その結果、相手に安心感を与える。論理的思考の練習に最適なので、スクールで試してみたいと思う。