『川島さん研修講師っていい(楽な)仕事ですよねー』と、お聞きすることがあります。
- 体一つで仕事ができて
- 製作や在庫リスクもなくて
- 人前でカッコよく喋って
- お金ももらえて人気者
そんな甘いもんじゃないから。
もし受講者に嫌われてたり、怒鳴られたり、途中で帰られたとしても相手の成果・成功のためにブレずに魂を込めて伝えていく覚悟がなければ、相手の心には届かない。
この情報が溢れかえっている今。ちょっといい話が耳に入っただけでは、右から左へ通過するだけ。耳だけでなく・心にまで届けなければ、相手は動かないのだ。
聞き手から好かれようとする講師の話は、嫌われないように配慮しながら話す。だから聞きやすく心地がいいが、相手の行動には繋がらない。
尺度の一つは受講後のアンケート。
「いい話を聞いた」「とても楽しかった」という感想のときは、聞き手の意識・行動の変化に繋がらないケースが多い。だから成果が変わらないのです。
- 「**は使ってみようと思う」
- 「△△がダメだと気づいた。早速直していきたい」
こうした意識・行動を変ていく決意が出てくれば、相手の心には届いていると思っていい。
そもそもよほどの有名人・著名人でない限り、聞き手の興味は「内容」であって「あなた」ではないんです。相手があなたに興味を持つかどうかは、内容が役立った・惹きつけられた先にあるもの。
- 相手を満足させたくて話しているのか
- 自分を満足させたくて話しているのか
時間とお金を投資している聞き手は、ちゃーんと見透かしているんです。
そこのところよろしく。