相手にとってあなたがどのような存在かで

あなたが放つ言葉は武器にもなり凶器にもなる。 

 

◎という言葉が武器で

という言葉が凶器、という話ではない。

  

例えば「バカじゃないの?」という言葉でも

大好きな親友から言われるのと

大嫌いな先生から言われるのでは

受け止め方が全く違う。

 

例えば「あなたの仕事が心配だ」という言葉でも

頼もしい上司から言われるのと

頼りない先輩から言われるのでは

受け止め方が全く違う。

 

つまり信頼関係。

何を言われるかより、誰から言われるか。

何を聞くかより、誰から聞くか。

 

 

信頼していない人から

どんなに素晴らしい言葉や文章が出てきても

相手には届かない。 

届かないだけならまだしも

相手を傷つけたり

相手に深いダメージを与えていることすらある。 

 

厄介なのは

本人は良かれと思って言っていたり

相手がどう思うかなんて考えずに言い放つから

本人は凶器を放った自覚がなく

相手が傷ついていることにも鈍感なことが多いのだ。

 

 

傷は聞き手の心に刻まれる。 

その傷が深ければ深いほどトラウマとなって残り続ける。

 

相手の人生や価値感さえも

変えてしまうことだってある。

 

それが言葉の威力。

 

武器にも凶器もなるものだから

相手のためになるように使いたい。

 

そのためには聞き手との信頼関係を

いかに築いていくかであり

誠意ある言動を積み重ねていく。

 

これに尽きる。