その方とは過去一度お会いしたことがあった。
以後、ネットの発信を定期的に拝見しており、信頼できそうな方とお見受けしていたが実際にお会いして確信に変わった。
アポの調整から、打合せを終えるまで一連のやりとりであたり前のことをあたり前にやる、プロの生きたお手本がそこにはあった。
- 返信が早い
- 相手(私)の都合を優先する
- 約束を守る
- 約束時間より早目に現地入り
- 清潔感あふれる身だしなみ
- 落ち着いた呼吸
- 話をよく聴き、遮らない
- さりげなく褒める
- 言動が丁寧で迷いがなく手際がよい
- 相手(私)のホームページやブログを事前に調べている
- 答えやすい質問をし、答えにくい質問はしない
- できること・できないことが明確
- アドバイスの裏付けが的確
- きさくで人間味もある
外見・内面がだらしないプロはいないし、自分本位・自分のことしか考えていない成功者はいない。プロは常に相手のことを考えて行動するのだと、その仕事ぶりから教えて頂いた。
例えば服装・・・自分が好みのデザインを着るのか、仕事相手に清潔さを感じてもらうデザインを選ぶのか。例えば挨拶・・・自分がやりやすい挨拶をするのか、相手が喜ぶような挨拶をするのか。
こうした相手本位の一つ一つのあたり前が積み重なるから安心する。だからその人の言葉がプロとして信用できるようになるのだと。
で、自分はどうか。相手に安心を感じて頂いているだろうか。自分本位で「安心してもらっているはず」と、慢心していないだろうか。そんな所まで考えるきっかけを頂いた。
プロはベラベラ多くを語らず、感じさせる。
その土台は、相手のためにあたり前を・あたり前にやり続けることで盤石なものになるのだと思うのです。