情けは人の為ならず

「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味である。引用:wikipedia

先日、都内の道端を歩いていたらSuicaが落ちていまして。

名前も区間表示もなく残額を確認してみたら1万円以上残っていた。こりゃ落し主は困ってるだろうと思い、JRの最寄駅へ届けておきました。

後日。

仕事終わりに公園でひとっ走りしようと車で千葉ポートパークへ。荷物を車内に置いて車の鍵とスマホを持って走りだした。

7kmくらい走って汗だくになったところで、車に戻ろうとしたら、、、

鍵がなーーーい!orz

ポケットのファスナーが完全に閉まっておらず、どこかで落してしまったのです。

心当たりがある場所を探すにしても、あまりコースを決めず気の向くままに走っていたいので広すぎて絞れない。辺りは日没で薄暗いし、翌日は朝一で車を使うし、手元には水分補給用の200円しかない。自宅まで約10km。

途中、2~3箇所ブレイクした場所があったので、ダメ元で探しに行った。

1箇所目、、、無し。

2箇所目、、、無し。

あーやっぱりダメかと思いながら、3箇所目を探していたら警備員の方が遠くから、、、

おーい!ひょっとして車の鍵探してる?!

公園を走っていた男性ランナーが拾って警備員の方に預けてくださっていて、警察に届けに行こうか迷っていた所だったようでした。

『人の善意ってありがたいなぁ』と、つくづく感じました。

鍵を拾って頂いたランナーの方も、自分が走っているときに落ちてる鍵を、足を止めて拾って届けてくださった。警備員の方も休憩中で外に出たところ偶然私を見かけて声を掛けてくださった。

辺りは薄暗くなってきていたので、私一人では多分見つけられなかったと思います。諦めて原状回復までに余計な時間とお金を費やすところでした。とはいえ、元は私の不注意なのでこれから十分気をつけていきます。

『先日のSuicaが、巡り巡って戻ってきてくれたのかも』

そんなことを考えながら感謝の気持ちで一杯になったある日の出来事。

鍵を拾って頂いた男性ランナーの方、私を見つけて頂いた警備員の方、本当にありがとうございました。