フィードバックをくれる人。
フィードバックをくれる人とはその名の通りあなたに対して感じたことを伝えてくれる人です。
例えば
「~である」という◎◎さんの言葉遣いが、上から目線に感じました。
といったフィードバックは、◎◎さんが気づかない口癖で、プレッシャーを感じる人もいる。という感想です。
つまり◎◎さんが自分では気づかない無意識の癖(くせ)や弱点に気づくきっかけになるのがフィードバックです。
なぜなら、そもそも気づかなければ修正のしようがありませんし、気づかなければ一生そのまま放置されていたかもしれません。
新入社員ならまだしも、経験を重ねていくと自分が相手にどのように映っているのか教えてもらえなくなるもの。お客様からはまず教えてもらえませんし、社内でも立場や経験年数が上の人になるほど、周囲は言いづらくなるものです。
学生時代であれば、先生から素行や態度などの指導をされるでしょうし、新入社員なら教育担当の先輩や上司が気にかけてくれます。
しかし、年齢が重なるほどフィードバックをもらう機会はだんだん少なくなり、自分で自分で修正していくことになります。
あなたの周りではどちらの人が多いでしょうか。
- あなたの外見の変化を伝えてくれる人
- あなたと関わって内面で感じたことを伝えてくれる人
もちろん前者も十分素晴らしいと思いますが、より成長するという面では後者です。
これは法人でも同様で、成長している企業や商品サービスは、ほぼ例外なくユーザの意見や感想などを検証して、商品やサービスの改善を続けています。
内容によっては耳が痛いフィードバックもあるかもしれませんが、自分がよりよくなるきっかけと捉えて、前向きに活用したいものです。