「ウチの会社案内、デザインが見づらくてスミマセン」と言う人のプレゼンは自己中で顧客目線に欠けていた。
「名刺では小さくて載せきれないんです」と言う人に「では他のサービスは?」と聞くと、あれこれとダラダラ的を得ない話だった。
まさか一人の営業マンから同時にお目にかかれるとは思いませんでした。
で、どうするんですか?
で、どうしたいんですか?
会社案内のデザインが悪いから、名刺が小さいから伝わらないのではない。
伝えようとする意欲と工夫がないから、伝わるものすら伝わらないんです。
支給された営業ツールを言い訳にして成果が出ないと言うのは、子供が親に買ってもらった文具のせいで勉強ができない。と言っているのと同じことです。
使い辛いと思うなら理由と改善案を出すとか、伝わらないなら伝わる方法を考えて行動しましょう。感想を言っているだけでは、状況は1mmも改善しません。例えば名刺なら
- 伝えたいことを名刺に手書きで書き足す
- 頂いた連絡先にメールする
- 二枚目の名刺を自作して一緒に渡す
- 名刺より大きい紙や冊子を届ける、、など
もちろんコストをかけてプロがデザインした名刺なら成果も変わると思いますが、今あるツールを工夫して伝える手段も沢山あります。
感想はいいから提案・行動する。それが仕事をよりよくすることであり、プロの姿勢だと思うのです。