高校生1〜2年生の保護者みなさまへ講演後、あるお母さまとのお話。
進学のことなんですが、子供(本人)は後先考えず楽観的だし、父親は持論を曲げずに一方的で。
お金も掛かる話ですし、母親としては家族でよく話し合って、納得できる進路を歩んでもらいたいと思っているんですがなかなか話し合いにならなくて、、、。
将来の選択肢が全く無いのも困りますが、今は選択肢がありすぎるため確信を持って選びづらい時代になっています。
病気や法律に専門家がいるように、進路にも専門家がいます。
ご家族だけで納得した進路選択ができることに越したことはありませんが、もし難しい場合は専門家を交えた話し合いの場も、選択肢に入れてみてください。
今は子供の人口より学校(大学・短大・専門学校等)の定員数の方が多い時代です。参考までに、、
18歳人口
- 昭和55年(1980年)で158万人
- 平成29年(2017年)で120万人
大学数
- 昭和55年(1980年)で450校
- 平成28年(2016年)で780校
そもそも「学校が多すぎる・定員を減らせばいい」と話は別として、学校も生き残りをかけて定員確保に奔走しています。
情報はスマホで何でも手に入り、オープンキャンパスやホームページでは高校生が興味を持つしかけが満載です。学校を通さないルートで本人と接触を図り、青田買いする学校もあります。
学生は「早く進路を決めて開放されたい」という心理があるので進学する目的があいまいのまま進路を決めてしまい、入学してから後悔・休学・退学してしまう。こうしたお話は毎年必ず耳にします。
専門家の強みは、ご家族の方向性に即して適切なアドバイスができることです。
経験や事例・客観的なデータを踏まえて、進路毎のメリット・デメリットを整理し、ご家族によりよい選択肢を提示することができます。
私もキャリアアドバイザーとて進路や就職相談を承ることができますが、進学であれば大学や専門学校を熟知した信頼できる専門家をご紹介する事も可能です。
お子さんとご家族にとってよりよい進路選択のために、お悩みの方はぜひご連絡ください。