にも関わらず、期限を守れない社員がいるから驚きます。

 

他社の人事担当者に聞いてみると、どこの会社でも多かれ少なかれ常習者はいるようです。

 

まして給料や報酬の根拠になる提出物であれば、自分の請求書と同じ意味を持つと思うのです。もし納入代金の請求書をお客様へ提出するのに期限に遅れて出す人はいないでしょうし、期限を守れるように運用を工夫するのが普通です。

 

  • 早めに準備・処理をして余裕を持たせたり
  • ITやクラウド等で自動化してみたり
  • 不測の事態に備えて複数人体制を組んだり

 

お客様相手ではやるのに社内相手になるとできない。いや、できるのにやらない。

 

社内相手だと緊張感が無くなるのか、遅れても許されてしまうからなのか。いずれにせよ約束を守っていないのだから、プロとしての姿勢を疑ってしまいます。

 

また「月初は仕事が忙しくて」とか「納期当日に体調が悪くて休んでしまう」というケースなどもよく耳にします。

 

あのさー。

定例作業であれば、当月どころか1年後の提出期限もわかりきっているのに、約束が守れないということは「私はスケジュール能力がありません」と言っているようなものなのに。

 

仕事には必ず後工程があります。

あなたの提出物を待っている人が必ずいるんです。

 

誰でもできて当たり前のことを軽んじている人が、責任や影響力が大きい仕事を任されることはありません。

 

仕事の大小や相手に関わらず、後工程のことを考えて丁寧・迅速にこなしていく人は、周囲からも信頼されて結局仕事が上手くいくと思うのです。