プレゼンテーションと聞くと大勢の前でスライドを映しながら発表するイメージがあると思います。
プレゼンテーションには
- 相手に何かを伝えることで
- 相手が感化し、動き出し、
- 相手や自分をよりよい方向へ導く。
そんな力があると思っています。
昨日参加した稲毛○○部忘年会で「川島さんいつも熱いですね!」とうれしい感想をいただくことがありました。
それはどんな場面でも、人と関わるときは、プレゼンと考えるようになったからだと思います。
スライドで発表するだけがプレゼンではなく、自己紹介やコメントを求められても、突然駅伝部の紹介をするときでも、1対1で誰かの話を聞いているときも、この瞬間は今しかない。
次の機会はないかもしれない。
そう考えてみると発表・会話・反応・質問がより熱くなり、同じ時間がよりエキサイティングになります。
夏の高校野球がなぜあれほど熱く、あれほど感動するのでしょうか。
未完成の高校球児が、負けたら終わりの一発勝負に、全力で向かっていく姿があるからではないでしょうか。全力で挑戦したからこそ失敗やエラーもありますがそれを笑ったりすることはありません。
もし「誰かいらっしゃいませんか?」こうした目の前にやってきたチャンスに
- 準備できていないからやめておく
- 緊張して失敗したらどうしよう
- 上手くできないからまた次の機会で
次のチャンスはやってこないかもしれない。誰かがチャンスを掴んでしまうかもしれない。
挑戦したことで自分が傷つくことや、変化することを拒んで動かないでいると、いつまでも変化のない水平飛行を飛び続け、徐々に下降していくと思うのです。
日曜劇場『陸王』の最終話。
宮沢社長(役所広司さん)が社運を賭けた決断をし、全従業員に向かって放った言葉がありました。
挑戦しなけりゃ、負けもなければ勝ちもない。
なにひとつ成長せずに、ただ生き延びたってそんなのは意味がない!
挑戦するしかないんだ。
本当の負けってのは、挑戦することをやめたときだ!
2018年も先行きは不透明な時代です。そんな混迷の続く時代を、私も挑戦と変化を繰り返しながら強くしなやかに生きていけるように、精進していきたいと思います。
いつ無くなるかわからない命の時間を、より熱くエキサイティングなものにするために。