「やったことがないから」

「上手くできるかわからないから」

「まわりに迷惑をかけるから」

 

などと最初から効率よくやろうとするから

ダラダラ時間ばかり過ぎて始まらず

結局いつまで経っても上達しない。

 

仕事だけでなく家事や育児にしても

初めてのことや不慣れのことであれば

最初から効率よくできる人はまずいない。

何度も失敗したり

手戻りがあったり

重要なポイントを外していたり

 

でも最初はそれでいいと思うんです。

効率を手放して量をこなすと

少しずつ質に変わるときがくる。

 

例えば、子どもが自転車に乗ろうとして

何度も何度も転んでいくうちに

少しずつコツがつかめてきて

あるとき「スッ」と乗れるときがくる。

 

大人になっても

初めての経験はイロイロあります。

でも、失敗や恥をかくことを恐れるあまり

最初から上手くやろうとして

頭で考えすぎて動けないでいること。

あったりしませんか?

 

最初はヘタでもいい。

何度も手戻りするかもしれない。

何度も辛い思いをするかもしれない。

しかし考えただけでは流れてしまうことでも

実際に動いたことは体験として刻まれます。

 

遠回りしたり失敗した経験は

その人にまるで肥やしのように染みわたり

太く・深い根っこに育っていくと思うからです。

 

ヘタでもいい。

泥臭くてもいい。

遠回りしてもいい。

 

一歩ずつでも動いたことに

無駄なことなんてありませんから。

勇気を持って進んでいこう。