市原市でメンタルトレーニングの講習会にお招きいただきました。

少年野球チーム・長生美佐子台ボーイズの皆さんとは2017年からのご縁、今回は4回目の講習会でした。

このチームの素晴らしいところは、目的と手段がきちんと区別されていて、野球はきっかけにすぎず、目的は「長所を磨きプロで活躍できる選手」を育てているところにあります。

よく部活動でありがちなのが、練習の目的を選手が理解できないまま、顧問から選手への一方的なコミュニケーションで、ひたすら厳しい練習を長時間続けるケース。練習をすること・部活に参加すること・試合で勝つことだけが目的になってしまうことで、野球を楽しめなかったり、ケガで選手生命を縮めてしまう話もお聞きします。

美佐子台ボーイズの首脳陣、コーチ、保護者の皆さんはとても熱心です。いつお話を聴いてもチャレンジ精神にあふれ、先入観や過去の成功体験にとらわれず、子供たちが野球を楽しめる環境づくりに徹していらっしゃいます。

今回の講習会も、選手だけでなく、コーチや保護者のみなさまも一緒に参加。子供たちの反応や意見は、大人顔負けのアウトプットでした。小学生と中学生では視点がまったく違いますし、大人と子供でも視野の広さも異なりますが、みなさん積極的にお互いの意見に耳を傾けていました。

すごくないですか?

私も小学生のころ地元の野球チームに3年間所属しましたが、怖い監督と厳しい練習をこなすだけで、正直野球にいいイメージがありませんでした。

もし、美佐子台ボーイズのような環境で野球ができていたら、、、毎日の学校生活がもっと面白くなっていたと思います。チームの活動がホームページや口コミで広がっており、メンバーも着々と増えているようで、目が離せない注目のチームです。

選手の成長とチームの発展をこれからも応援させていただます。ありがとうございました!