2019年5月1日、元号が「令和(れいわ)」へ改元されました。
31年前。
昭和天皇が崩御され、昭和から平成に改元されたとき、私は卒業式を控えた小学6年生の冬。「3ヶ月後は中学生」という不安と期待が入り混じるなか、6年間通った小学校の新校舎が竣工されました。
卒業文集に書いた将来の夢は「おもちゃ屋さん」
「おもちゃが好きだから」という想いに加えて、「遊び」を通じて子どもからお年寄りまでが、買い物を楽しめる空間を提供したかったようです。
あの文集から31年。
- 部活に没頭して勉強から逃げた時も
- 就職に失敗して「オレ、社会から不要な人間?」と思った時も
- SEで就職しても下を向き夢も目標もなくダラダラと過ごした時もありました
大分遠回りでしたが、43歳の今、社会人向けの研修トレーナーとして、コミュニケーションやプレゼンテーションを扱う企業研修やスクール運営に関わり、高校生の学生や保護者の方へ講演をお届けしています。
昔は大嫌いだったマラソンや持久走。今では異業種のみなさんと駅伝(リレーマラソン)のコミュニティに参加しています。
おもちゃ屋になる夢は叶わなかった。
しかし、12歳の時に「人に役立つ大人でありたい」という想いを刻んだことで、人生の節々で自分と向き合うときの、道しるべにはなりました。
叶うか、叶わないかではない。
もちろん叶うに越したことはありませんが、夢は変わったっていいし、たくさんあったっていい。ちなみに6歳のころの夢は「名探偵」。
当時の私が『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などを知る由もなく、なぜ探偵になりたかったのか理由は、、、(謎
夢を描く・将来を考えるということは、理想の自分へ近づくことです。
- どんな大人になりたい?
- どんな仕事に憧れる?
- 何かに没頭できるものはある?
- 最近感動した本・映画・経験は?
- 自分のコンプレックスや短所は?
- 人に必要とされた経験は?
- 強烈に後悔した経験は?
- 日ごろの行動で大切にしているものは?
これらは人生のカーナビに旗を立てることができます。
遠回りしたっていい。もし道を外れてしまったとしても、旗があれば元の道に戻ることができます。
失敗したっていい。もし旗を立てる場所が違っていたら、別の旗を立ててまた進めばいいんです。
昭和に生まれ、社会人の前半を平成で過ごしました。
そして令和へ。
これからも、より多くの人に役立てるように、自分を磨き高めていく。そして子どもたちによりよい社会のバトンを渡したいと思います。